コザクラインコを雛から飼う場合、どうしても注意しないといけないのが食事の問題です。
誤った与え方をして、その後の成長に影響が出てしまうと困ってしまいます。
そこで今回は、コザクラインコの雛の飼育をテーマにして話していきたいと思います。

コザクラインコを雛から育てるために、食事や水浴びでの注意点は?

マニュアル通りにいかないのが人も動物も同じですが、参考となるものがあればそれを土台に展開できます。
ということで、コザクラインコの雛の育て方について紹介していきます。

 

雛に餌を与える量は?

粟玉とパウダーフードを80℃前後のお湯で溶き、粟玉がふやけるまで待ちます。
人肌くらいまで冷ましてから、スプーンなどで雛に与えます。

個体差はありますが、与える回数は日に5回~6回、量は1回につき5gほどを目安にするといいでしょう。
与える前に一応、首の下あたりにある素嚢の中に詰まっていないか確認するようにしてください。
できるだけ同じ時間に与えるようにし、生活のリズムを作っていきましょう。

挿し餌から一人餌への切り替えは機械的にうまくいくものではありません。
ですから、食べた挿し餌の量と、撒いた餌の減り方をみて、挿し餌の量と回数を調整していくようにしましょう。

雛の水浴びと水の量

コザクラインコの雛が水浴びをできるのは、生まれて1ヶ月を過ぎた頃です。
水浴びをすると、身体についた細菌を落としたり、毛の美しさを保てたりしますので、冬場でもさせて大丈夫です。
ただし、換羽の時期や発情期などは、体力が落ちてしまうため水浴びは避けるようにしてください。

水浴びの時間は、およそ10分を目安として考えてください。

水の量は、インコの足の半分くらい浸かるくらいをプラスチック製の浅い容器に準備しましょう。

水浴びをさせたいからと、無理に水をかけたり、ぬるま湯を使うのはやめてください。
ぬるま湯を使うと、インコの毛艶を保つ脂分まで落としてしまうことになります。

まとめ

コザクラインコの雛に餌を与えたり、水を与えたりする際に大切なのは、目の前のインコと向き合うことです。
思ったように食べてくれなかったり、水遊びに興味をもってくれなかったりするかもしれません。
ここで紹介したことをベースとして、飼育しているインコに適した方法を探していってください。

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