鳥類は羽繕いをすることで、自分の体や羽根を清潔に保っています。水浴びは人間にとってのお風呂のようなもので、体の汚れや脂粉、寄生虫を落とす役割があります。

また、暑い夏は体温調節のために水浴びを好むインコもいます。かといって、人間のようにお湯に浸かったりせっけんで体を洗ったりすることはしてはいけません。コザクラインコを水浴びさせる場合の注意点をまとめました。

水浴びはいつからできる? 

生後30日前後で羽毛が生え揃うため、このころから水浴びができるようになります。冬場でも水浴びをさせましょう。ただし体が冷えないよう、10分程度にしておきます。

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水浴びの方法

まずは浅い容器にインコの足が半分ほど浸かる水を入れ、コザクラインコの近くに置きます。水浴びの好みは個体によりますので、最初は慣れさせるつもりで見守り、無理に水をかけるようなことは避けましょう。

霧吹きで水浴び、洗面所や流しで蛇口から水浴び、シャワーで水浴びなど、好きそうな方法を試すのもよいでしょう。

このとき注意するのは、たとえ冬場でもお湯を使用せず水で行うことです。鳥類は羽表面に防水性の高い脂をまとっています。これはお湯に溶けてしまうので、水が体に浸透しやすくなり、体温を下げる危険を伴います。部屋の空気を暖めることで調整しましょう。

水浴びの頻度は、1週間に1回が目安ですが、あくまで目安です。好きであれば数日に1回でも構いません。

臭いが気になるからたくさんさせたほうがいい?

コザクラインコに限らず、動物には独特の臭いがあります。定期的に水浴びをして清潔にしているけれど臭いが気になる場合は、他の原因も考えられます。

小屋の掃除が行き届いていない、餌の種類による臭い、発情期などが挙げられますが、下痢をしていたりあまりにも臭い状態が続くときは病院へ連れていくことをすすめます。

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水浴びが嫌いな場合の対処法

インコたちにも好き嫌いはありますし、水に恐怖心がある場合もあります。そんなときは霧吹きを試してみましょう。水の粒が細かく、濡れる範囲も狭いため水浴びが苦手でも喜んでくれるかもしれません。他にも、前述の方法を試すのもよいでしょう。ただし、絶対に無理はさせないことです。

まとめ

水浴びをする姿はとてもかわいいですよね。しかし、好き嫌いには個体差があります。かわいい姿を見たいですが、無理はさせないようにしましょう。

また、お湯での水浴びは厳禁です。楽しく水浴びをしてもらえるよう、注意点を把握した上で行いましょう。

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