かわいいコザクラインコちゃん。まるで箱入り娘のように大切に愛情いっぱい接していることでしょう。でも箱入り娘なだけに世間知らず。外には危険がいっぱいです。

大事な小鳥さんが逃げ出さないためにはどうしたらいいのでしょうか?

コザクラインコは鳥です。鳥は空を飛ぶ生き物であり、そのための体の作りになっています。出来るだけ逃げ出さないようにするには、飛ぶことを制限してあげる方法があります。その方法の一つに羽切りがあります。

この羽切りってどういうことなのでしょうか?

コザクラインコ 羽 切り 方法 メリット

羽切りってどういうこと?そのメリットとは?

羽切りはクリッピングと呼ばれます。風切り羽と呼ばれる羽の先端を切ることで飛ぶ力を弱めることです。

まったく飛べなくなるわけではなく、いつもと同じように羽ばたいても今まで通り飛べないので不思議そうな顔をします。

メリット

逃げ出しにくくなることが一番に挙げられます。普段大切に育てていても外界は危険がいっぱい。外には逃がしたくないものです。

他には、放鳥のときに壁やガラスにぶつかって怪我をすることも防止できますし、熱した鍋に飛び込んでしまうなんてことも回避することが出来ます。

そして、飛べないことにより、パートナーである飼い主さんに頼り依存する時間が増えるため、信頼関係を築いたり、人馴れしていない子の躾にもなります。

でも飛ぶということは鳥の本能です。メリットだけでなくデメリットも考えてあげなくてはなりません。

デメリット

慣れるまでは自分が飛べない事に気づかず、落下したり、歩いている小鳥さんを人が踏んでしまうこともあります。また、運動不足になり、肥満やストレスが溜まってしまうことも考えられます。

羽切りってどうやるの?その方法とは?

翼の一番先端にある風切り羽と呼ばれる羽を34本半分弱くらいまでハサミで切り落とします。両側とも同じ枚数同じ量切ってください。

最初は少なめにしておいて、飛びすぎるようであれば追加で1枚ずつ増やして様子を見るようにします。一度切れば終わりではなく、また生えてきたら整えてあげる必要もあります。

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また、ペットショップや病院でもクリッピングしてもらうことが出来ます。小鳥さんにとっては羽を切られた怖い記憶が残る可能性もあります。パートナーに対する信頼感を失ってしまうとも限りません。

まとめ

コザクラインコの羽切りは賛否両論あります。必ずしなくてはいけないわけでもないし、メリット・デメリットがそれぞれあります。

その子の性格や環境を加味してどうしてあげるのか一番良いのか考えてみましょう。

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