いつも愛嬌たっぷりのコザクラインコちゃん。色は一般的に体は緑で顔は赤。額になるともっと濃い赤に、腰が青色でとてもカラフルな小鳥ちゃんです。体の部分の緑がオリーブのものやダークグリーンの子も。

このほかにも体の部分に黄色のまだら模様の入ったタイガーチェリーと呼ばれるものや、レッドチェリーと呼ばれる赤い差し毛が入った子もいます。

同じコザクラインコなのに、どうして色が違うのでしょう?

コザクラインコ 羽 変色

コザクラインコの色の違い

ブリーダーさんの努力により、日々新しいカラーのコザクラインコがこの世に生を受けています。まだ名前の付いていないような複雑な色の子もどんどん生まれています。

掛け合わせにより、数え切れないほどのコザクラインコが存在しています。では、コザクラインコは生まれたときからずっと同じ色なのでしょうか?

コザクラインコの変色

コザクラインコは、加齢とともに羽の色が赤味を帯びてくることがあります。人間で言う白髪みたいなものです。

メラニン色素の減退がその理由で、この場合は病気とかではなく、単に年をとってきたことになります。

このほかの理由として肝臓疾患が考えられます。特に雌のコザクラインコが発情するとホルモンが肝臓に働きかけます。

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卵を作るためにタンパク質やコレステロールなどが作られますが、持続的な発情により、ホルモンが出続ける場合、それに伴い肝臓がこれらの物質を作り続けるため疲れてしまうのです。

この結果、肝臓疾患や高脂血症になると羽をはじめ爪などにも変化が現れます。ただ変色したときの病気の理由が肝臓疾患だけという事ではなく、栄養不良や栄養不足で症状が出ることも多いので、若くして変色したからといって全て肝臓疾患というわけではありません。

まとめ

とてもカラフルで多くの色の違いを持つコザクラインコたちですが、その変化は何かのサインです。

ただ毎日眺めるのではなく、日々の健康チェックを確実に行い、少しでも変化や不調の兆しが見えたらなるべく早く病院を受診することが大事です。

何かしらの処置が必要な場合は、その処置を行って、長い間一緒に居られるように毎日の共同生活を楽しみましょう。

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