家族の一員である、コザクラインコが卵を詰まらせて命の危険にさらされたら心配になりますよね。
早くに異常に築いてあげれないと治療をする間もなく亡くなってしまう危険が非常に高いのがこの卵詰まりです。
今回は、卵詰まりについてまとめていきたいと思います。
卵詰まりはなぜ起きるの?
鳥の卵詰まりの原因の一つにカルシウム不足が挙げられます。鳥にとってカルシウムはとても大切な栄養素の一つです。カルシウム不足になってしまうと卵の殻が柔らかくなってしまい、卵詰まりになってしまうのです。
カルシウムを与えていたとしても日光浴不足だとカルシウムが吸収されるためのビタミンD不足になり、これでまた卵詰まりを起こしてしまう可能性が出てきます。
毎日適度に日光浴させたりカルシウムを取らせるのが大切です。
未成熟、高齢、寒さ、運動不足、産卵のしすぎなども卵詰まりの原因になる可能性があります。まれに体の細い子の中に大きな卵ができてしまい、卵詰まりを起こしてしまうこともあるようです。
症状と、なってしまった時の処置
症状の見分け方としてまず、元気がなくなってしまいうずくまってしまいます。食欲がなくなり、力む動作をし、水を多く飲む等の症状が多く見られます。
見た目はお腹からお尻が膨らんでいて、卵がお尻から覗いているなど目に見えるところからでも判断することができます。
ちょっとした異常が見られたら、すぐに獣医さんのところに連れていくことをお勧めします。
インコは卵を産むところと排泄するところは同じところなので、卵詰まりを起こすと排泄ができない状態になってしまうのです。
また、卵詰まりを起こしてる最中に産卵を様子見している間に2個目の卵が作られてしまい腹膜炎を起こしてしまうことがあります。
そうなると命にかかわってしまうので、見つけ次第病院に行くことをお勧めしますが、もし病院が閉まっているときや夜に卵詰まりがおこってしまった場合は29~30度くらいに巣を保温します。そして、カルシウムとビタミン剤を与えてください。
うまくいくと自力で卵詰まりを解消してくれることがあります。ですがたとえ無事に産卵できても、一応獣医さんに診せたほうがいいと思われます。
注意点
よく、卵詰まりをしてしまったら排泄孔にオリーブオイルなどの潤滑油を塗って卵を出すのがいいと耳にしますがそれは、オイルがつくことでの体温低下などのリスクがあるので独断では行わないでください。
卵詰まりの予防
食や日々の行動に少し気をつけてみると卵詰まりはそうそうならないそうです。ごはんにはカルシウム、ビタミン(カルシウムはボレー粉、ビタミンは野菜やフルーツ、ネクトンなどのサプリなどで取れます)を普段からしっかり取れるようにすることや日光浴や運動(放鳥)を、しっかり行うことが良いです。
卵の殻がしっかり作られ、軟卵を防ぎ卵詰まりを軽減することができます。
まとめ
今回は卵詰まりについてまとめてみました。
大切な家族の危機を未然に防いだり、なってしまったら落ち着いて対処することが大切なんだなとまとめていて思いました。
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