ラブバードの愛称で呼ばれ、インコ愛好家の間で人気沸騰中のコザクラインコのルーツとは、一体どこから来たのでしょう?

コザクラインコの野生の巣や暮し方についての疑問にお答えします。

ルーツはアフリカの高地

コザクラインコがどこから来たのか、その故郷はアフリカ大陸南西部の海抜約1500メートル以上にもなる高地です。現在その多くはナミビア共和国に生息していると云われます。

コザクラインコ 野生 巣

日中の気温は30度を超え、夜になるとぐんと気温が下がって氷点下になることもあります。1日の寒暖の差が激しいのが特徴で、降水量はとても少なく乾燥した土地です。湿気はほぼありません。日本の湿度に弱いとされるのもそのためなのです。

コザクラインコの野生の巣

コザクラインコは崖の岩場の隙間によく巣を作ります。変わったところではサボテンの洞や、スズメなど他の鳥が作った巣をねぐらにすることもあります。

狭いところに潜り込むのが好きな習性があり、ペットとして飼われているコザクラインコがあまり止まり木を好まなかったり、隙間に入りたがるのはこのようなことから来ているのです。

コザクラインコの野生の過ごし方

コザクラインコは小さな集団で暮しています。日中は暑さを逃れてアカシアの木の上などで羽を休ませ、過ごしやすい朝夕の時間帯になると、木の実や小さな過日を求めて活動を開始します。

スポンサードリンク

普段は小さな群れですが、たわわに鳴る木の実めがけて数百羽も群がる光景もよく見られます。水浴びを好み、川や池などの水場に現れます。

乾季には水場がほとんど消えてしまうため、用水地や家畜用の水場に出現します。巣の近くには水場があることが条件になります。

まとめ

いかがでしたか?コザクラインコが野生の巣に集団で暮らす姿や光景を見てみたくなりませんか?

このように生き物のルーツを知ると、その習性をよく理解できるようになります。近年は都会の住宅地に野生化したインコが出没するニュースも耳にしますが、日本の風土がコザクラインコの環境に適しているのかどうか疑問です。

ともかく飼い主さんはコザクラインコが安心して暮らせるよう、その環境を整えて、大事に飼い続ける努力を惜しみたくないものですね。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事
スポンサードリンク