愛らしいコザクラインコの挿し餌の量について知りたいと思います。いつまで与えるのかについても気になりますね。
今回はこの二点の疑問にお答えします。
コザクラインコの挿し餌の量について
挿し餌とは、人間の手で雛に餌を与えることです。コザクラインコの雛は食欲旺盛ですので、一体どれだけの量を与えれば良いのか気になる飼い主さんも多いと思います。
１日２回与えているという人は朝と昼に、１日３回なら３、４時間おきに、基本的には欲しがるだけの量を与えて構いませんが、気になる人は是非次のような方法を試してみてください。
コザクラインコの挿し餌の量は適切かどうか？
コザクラインコの喉には『そのう』といって、一時的に餌を貯めておく場所があります。挿し餌を与える前に、その部分に軽く触れてみてください。中が空っぽのようなら早めに与えて大丈夫です。
もしも餌が残っているようなら、もう少し時間を空けてみるか、一回の量を減らすなどして様子を見ます。
冷えた挿し餌を嫌がる雛も多いので、温度には気をつける必要があります。４０℃前後に湯せんして与えるようにしましょう。
朝に食べさせた餌が夕方になってもまだ『そのう』に残っている、または硬くなっている場合には病気の可能性がありますので、早めに医師の診察を受けさせるようにします。
コザクラインコの挿し餌の切り替え時期
続いて、コザクラインコの挿し餌はいつまで与えればいいのかという疑問にお答えします。
コザクラインコは大変甘えん坊で人懐っこい性質を持ちますので、挿し餌の切り替えに苦労する飼い主さんは多いです。しかし挿し餌の時期があまり長期に亘ると、湿った餌が『そのう』でカビを生やす心配があります。
大切なコザクラインコを健康で長生きさせるためには適切な時期に切り替えをする必要があります。
コザクラインコの挿し餌の切り替え法
ケージの床に撒き餌を置き、少しずつ挿し餌の量を減らします。毎日の餌の量と体重をチェックして、もしも体重が減っているようなら、挿し餌にまだ頼っている証拠ですので、そのような場合は挿し餌の量を元に戻します。
そのようにして毎日様子を見ながら切り替えていきます。撒き餌の食いつきが悪い場合は、粟穂を足すとよく食べてくれることがあります。一度試してみてください。
まとめ
甘えん坊で乳離れが良くないのもまた可愛く思えてしまうコザクラインコですが、いつまでも挿し餌を与え続けるのは健康上良くないことが分かりました。
飼い主の責任できちんと切り替えを進ませてあげましょう。手間が掛かるのは、生き物を飼う醍醐味でもありますね。
今のあなたにおすすめの記事
