いつもかわいい小桜インコ達。愛情深く愛嬌たっぷりのこの子達ですが、放鳥が大好きで結構活発です。

そんなとき、思わぬ事故に遭遇するかもしれません。ガラスや壁にぶつかったり、ちょっとした時、扉に挟まれたり。あまりに小さくて気づかないうちに踏んでしまうなんて事も無いとは言い切れません。

ちょっとぶつけてイタタタで済めば良いですが、もしも骨折なんて大事件になってしまっては、もう気が気ではありません。そんな時どうしたら良いのでしょうか?

コザクラインコ 翼 骨折 処置

小桜インコの骨ってどんな骨なの?

鳥類にあって人類にないもの。それは翼です。空を飛ぶために長年進化してきました。

飛ぶ時は推進力となり、着地の時にはパラシュートの代わりになります。そして、より特徴的なものは骨です。小桜インコに限らず、鳥類の骨は軽量化のためにストローのように中が空洞化しているのです。

その中に、小さな柱のような骨が細かく入って、強度を保っているのです。このような骨ですから、想像以上に簡単にポキっと折れてしまいます。

小桜インコが翼を骨折したときの処置の仕方は?

小桜インコの翼が垂れていたら、脱臼や骨折の可能性があります。もし骨折しているようなら、マッチ棒などで添え木をして、ペーパータオルなどを細く切って添え木を固定してあげる事です。

自分で患部を気にして、つついてしまう事も考えられるので止血の準備をしておく事も必要です。清潔なガーゼで圧迫止血してあげると良いです。どんな怪我や病気でも保温は忘れずにしてあげましょう。そして、少しでも早く病院で受診してあげる事が大切です。

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病院へ受診するときには、専用のキャリーが市販されていますので、キャリーの底に保温材を敷き、エサと水をコットンなどに湿らせて入れておくと安心です。

まとめ

小桜インコと一緒に生活していると、怪我はつきものです。翼は鳥にとって最も大切な部位の一つです。

あらかじめ、どんな怪我にはどんな処置法が有効なのか頭に入れておき、そのような事態にならないように気を配り、防げる事は防いであげるべきです。

仮に怪我をしてしまったら少しでも早く病院を受診してあげましょう。毎日の健康観察を怠らず、愛情を持って観察してあげましょう。早期発見が完治への近道です。

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