必要以上の過剰な発情は色々な怪我や病気を引き起こしたり、コザクラインコの体力消耗をさせて寿命も縮みかねません。過剰な発情行動や抑える対策の知識を得て、コザクラインコにいつまでも元気で過ごしてもらえるようにしましょう。

過剰な発情行動の問題点とは?

コザクラインコの雄の過剰発情行動の問題点

止まり木で繁殖行為を覚え日に何度も擦りつけると、擦過傷でお尻が出血したりします。羽毛が擦り切れたり、毛引き症になったりします。

発情吐出でカンジダ症になる場合や足が不完全麻痺を起こしたり、精巣腫瘍になることがあります。

コザクラインコの雌の過剰発情の問題点

攻撃的な性格になり、毛引き症になります。腹壁ヘルニアや卵詰まりを起こしたり卵巣系の病気を発症したりします。その他にも関節炎や両足の麻痺などを引き起こす可能性もあります。

コザクラインコ 発情 行動 抑える

過剰な発情の要因と対策方法とは?

コザクラインコが過剰な発情になる要因にはどんなことがあり、とのような対策方法をすることで過剰発情を抑えることができるのでしょうか?

過剰発情になる要因

日照時間が長い

明るい時間が長いほど発情しやすくなります。

一年中温度が高い

野生では気温が高くなる春から初夏にかけてが繁殖時期で、気温の低くなる秋から冬は繁殖時期ではありません。飼育員の場合は気温が低くなると暖房器具により部屋が暖かくなるために、季節感が失われて発情が続きます。

構い過ぎる

人に慣れていて好意を持たれると、人をパートナーと思い発情を助長することがあります。

巣をイメージさせる

巣をイメージすると発情の起因になることがあります。

餌の量が多過ぎ

食べ物が十分だと発情する場合があります。

ストレスが無い

飼育環境の場合は外敵からのストレスを感じないために、発情する場合があります。

スポンサードリンク

過剰発情抑える対策方法

出来れば早めの17時か18時には遮光布などをかけて、静かな場所で寝かせるようにしましょう。季節感を感じさせるようにし、秋冬の部屋の温度が暖房器具などで高くなり過ぎないようにしましょう。

人をパートナーと思っているような場合は、スキンシップや話しかけるのを控えるようにしましょう。巣をイメージするような物や巣作りの材料になるティッシュや新聞紙をケージの中に入れないようにしましょう。

餌をよく食べて体重過多の場合は、餌を減らして減量するようにしましょう。過剰なストレスはよくありませんが、ケージの置き場所を変えたりし少しのストレスを感じさせるようにしましょう。

まとめ

実家で昔母がセキセイインコを飼っていたのですが、卵詰まりを起こしたのを思い出しました。その時に過剰発情のことなどの知識を知っていればなと思いました。

卵詰まりは見ていて本当に辛くてキツそうでした。飼っているコザクラインコに辛くてキツい思いをさせないように、より多くの知識を身につけるようにしましょう。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事
スポンサードリンク