家族の一員であるコザクラインコが病気になったりしたらとても心配ですよね…。
今回は、数ある病気のうちの一つそのう炎についてまとめていきたいと思います。
そのう炎って何?どういう症状?
そのう炎とは、そのう(食道が部分的に拡張した器官で、餌を一時的に溜めておくところ。雛などに餌を食べさせるときに使う器官)が炎症を起こした状態のことをいいます。
症状としては食べたものや粘液質の液体を首を大きく振って嘔吐ししたり生あくびを何度も何度もしたり、水をいつもよりたくさん飲んだり食欲不振になるなどがあります。
また、嘔吐は広範囲に吐き出すので、発情期によるはき戻しとは違うので判別が可能です。
そのう炎の原因
原因としてあげられるのが異物や刺激物を飲み込んでしまったときと、そのう部で細菌や寄生虫が増殖すること等が挙げられます。
そのう炎になりやすい原因に人の食べ物をあげたり、古くなったごはんを交換せずにしばらく与えていたりするとそのう炎になりやすくなってしまいます。
あとはン、ビタミン不足が原因になって起こることもあります。食事での栄養バランスの偏りや、作ったごはんを放置して与えてしまったり、ごはん内やそのうに雑菌が繁殖しやすくなってしまいそのう炎が起こりやすくなってしまいます。
予防策として適切なごはんの管理やごはんの温度調節が大切になってきます。人の食べ物は決して与えてはいけません。そのう炎になりやすくなってしまいます。ビタミンの摂取も大切です。
そのう炎を治すにあたっての治療費
そのう炎の治療費は、約7,000円~15,000円くらいになります。注射一本で約15,000円になることがあります。
病状が重症な場合は朝と晩の2回通院するように言われることもありますが、治療費は動物病院によって異なってきます。安いところでは注射一本500円くらいで行ってくれるところもありますので電話で確認してみてもいいかもしれません。
初診で、検査とお薬を含め3,000円台で済むという動物病院も中にはあります。あまりにも高額に感じる金額だとしたら行きつけ以外の別の動物病院で診てもらうことも視野に入れてもいいかもしれません。
まとめ
今回はコザクラインコのそのう炎についてまとめていきました。主な原因はやはり細菌等が多かったので、衛生面はきちんと行って大切な家族を守っていきたいと思いました。
余談ですが、もしそのう炎にかかってしまったのが夜だったり病院が休みの日だった時の応急処置として、体温が低くならないように27度を保つようにしてください。体温が下がってしまうと免疫力も低下してしまいます。また乾燥も大敵なので適度な湿度を保ってください。
そのう炎になってしまうと食欲等食道付近を使う行為ができなくなってしまうのでスポイト等を使い水分やペースト状のごはんを与えてあげてください。
ただ、そのう炎はほんの少量の食事を数回に分けてでないとそのう炎が酷くなってしまうので、少しの量の中に栄養価の高いもの(病気の鳥用のごはん等)をペースト状にして与えるのがいいと思います。
ごはんは作り置きせずに一回ずつ作ってあげてください。細菌を増やさないための予防になります!!
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