個々で一緒に住んでいるコザクラインコの女の子が、ある日突然卵を産んでしまったら少し焦りますよね。男の子と共寝させているわけでもないのにと考えてしまうと思います。

今回はコザクラインコの女の子がなぜ無精卵を産むのかまとめてみました。

無精卵とは

無精卵とは、その名の通り受精なしなので雛が生まれない卵のことです。よく目にする、スーパーなどで売っている卵は無精卵が多いです。

鶏などは無精卵で産むことができるのであまり心配はいりませんが、インコ等の無精卵を産まなさそうな子が産むとなると不安になりますよね。

一応インコは無精卵を産むことがあります。成鳥している子は、体が成熟しているということなので自然な流れで産むことがあります。

ですが、発情期の他の時期に頻繁に産卵したり、一度に10個以上の卵を産むのはとても危険です。

下記でそのことを詳しく書いていきたいと思います。

コザクラインコ メス 無精卵

無精卵の出産

無精卵を産んでしまうのは2つの原因が重なることで生じてしまうことがあります。

1つ目は、栄養価の高いエサを食べていることで成鳥の体の中に産卵の準備が整ってしまいます。

2つ目は、パートナーをかわいがりすぎて飼い主に発情していることです。

かわいがりすぎると繁殖の準備に入ってしまい、男の子のインコがいなくても体の中に卵を宿してしまいます。

産卵はインコにとってとても負担がかかってしまう行為で、パートナーの子孫を残したい時なら大丈夫ですが、無精卵を何度も産ませるとなると寿命が短くなってしまったり、無精卵をうまく産卵できない場合はタマゴが詰まってしまうこともあります。

最悪の場合は卵巣腫瘍(その名の通り卵巣に腫瘍ができてしまうことです)に至る場合もあります。

そのため子孫を残さないときは、無精卵を産ませないようにするのが一番良いと思います。

無精卵を産ませないようにする

もし無精卵を産んでしまったら2週間ほどパートナーのそばに置いておくのがいいです。鳥はある程度卵が揃わないと産卵自体をやめません。なので、もし卵を温めているしぐさが見られたなら、手は出さずに見守ってあげてください。

ただ、産んでも興味がないような感じや卵が割れてしまっていたらそっときれいにしてあげてください。

無精卵を産んでしまった場合、卵を作るためにあったミネラルやカルシウムがすごく減ってしまうので青菜やボレー粉などを
多めにあげてください。カルシウムが不足してしまうと骨折しやすくなったりするのでケアも大切です。

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本題の無精卵を産ませないようにするには発情対象であるものを取り除くのが大切になってきます。

オスのインコだけではなく巣箱(暗くて狭いところなどはインコにとって卵を産みやすい環境なので)や、パートナーである飼い主、お気に入りのおもちゃなどによって引き起こされる場合もありますのでそういうものを近くに置かないことをお勧めします。

あとは、栄養価の高い食べ物ばかりを与えないことや日照時間は8時間~12時間程に抑えたりなどすると無精卵を産まない予防ができます。

まとめ

やはり、無精卵を産むという構造になっていないので無精卵を産みすぎると体力が削られてしまったり、体に異常が出てきてしまったりするようなので、気を付けてみてあげないとと思いました。

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