美形を誇るコザクラインコの筈が、うちのはどうも毛並みが悪いと悩んでいる飼い主さんはいないでしょうか？
毛並みが悪い理由と対処法を探ります。
コザクラインコの毛並みが悪い理由
標準的な健康体のコザクラインコは、ふっくらと揃った毛が整い、艶々としています。
では、毛並みがボサボサ悪くなる理由は何でしょうか？
餌や栄養状態、飼育環境の温度や湿度、運動量は適切かどうか、換羽がうまくいかなくても綺麗な毛並みになりません。
あなたのコザクラインコはどれか当てはまりますか？
餌や栄養を工夫すると毛並みが良くなる
健康なコザクラインコの場合は、餌やおやつの総合バランス、栄養面を今一度工夫してみると良いかもしれません。
羽毛に艶を出すと云われるのが不飽和脂肪酸です。オメガ３やオメガ６にはこれが含まれていますので、ペレットを与えてみてください。効果が分かるまで１カ月くらいは続けて食べさせるようにします。
ペレットは低カロリーなので、おやつとして高脂肪＆高カロリーのひまわりの種などを与えると良いでしょう。
また、毛並みを良くするのに水浴びも効果的です。何故なら、健康なコザクラインコは尾の付け根から油分が出ますが、水浴びをすることで、油分を羽全体に行き渡せることができます。
コザクラインコの飼育環境と運動
飼育環境の温度で心配なのは、飼い主さんが長く家を空ける場合でしょうか？
留守中にストレスがないよう適度なエアコン調節をしてあげることが大切です。また冬場には乾燥にも気をつけます。空気の乾燥で即座に毛並みが悪くなるということもありませんが、運動量が足りていない場合などには体調を崩しがちです。
運動して代謝がよくなると腸の状態がよくなり、栄養を吸収し効率よく働きます。その結果、毛並みが良くなります。
美しい毛並みにするには、栄養だけでなく、ストレスなく運動ができる環境を整え、適切な運動をさせることが大切になります。
換羽がうまくいかないと毛並みが悪い
梅雨の季節が過ぎるとコザクラインコは換羽に入ります。美しく完璧な毛並みにするには、ここまでの季節を上手に飼育して健康を保つ必要があります。
そうして換羽を迎えたコザクラインコは、顔の部分から全体的にまふっくらとした毛が生え揃い、とても綺麗です。飼い主さんは一時しのぎのケアでなく、常にコザクラインコの健康に留意するべきです。
病気のコザクラインコは毛艶がなく皮膚の状態もよくありませんので、そのような理由で毛並みが悪くなっている場合はすぐに医師に診せましょう。
まとめ
毛並みが悪いのは単に美しさの問題だけでなく、健康面が関わっているということがよく分かりました。
元気な様子なのに毛並みが悪い場合は不飽和脂肪酸を与えること、元気がない場合はその他の原因を探った方がよいということですね。
大切なコザクラインコをいつまでも綺麗な毛並みで飼育したいものです。
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