コザクラインコを育てていると、たまに不思議な行動を目にして心配になることはありませんか？
くちばしをこすりつけたり、打ち鳴らしたりなど、何か病気にでもかかってしまったのでしょうか？
そこで今回は、コザクラインコの行動から分かることについて紹介していきたいと思います。
目次
コザクラインコが伝えるサイン！なぜこすったり、動かしたりするの？
コザクラインコがとる行動の裏には、いったいどんなことが隠されているのでしょうか？
不可思議な行動の裏に隠されたメッセージをお伝えしたいと思います。
くちばしを頻繁にこすったり、鳴らしたりする意味とは？
それは、コザクラインコが恋愛の時期を迎えているサインです。発情期にさしかかると、コザクラインコはくちばしをこすったり、打ち鳴らしたり、足で鼻をかいたりしますが、発情行動の表れです。
また、頭を上下に振りながら、一度食べたものを吐き出す、いわゆる吐き戻しをすることもあります。これはヒナに餌を軟らかくしてから与えるためにとる行動と言われています。
その他に、下腹部の位置を通常よりも落としたり、布切れなどを腰に挟んだりすることも珍しくありません。
この時期を迎えると、オスはメスより攻撃的な性格になってしまいますから、餌を与えたり、水を換えたりする際には注意してください。
くちばしを上下に動かしたり、こすりつけたりする理由とは？
発情行動以外においても、くちばしを使って飼い主さんに何らかのサインを送っていることがあります。ケージの金網から、くちばしを出し、上下に動かしている場合は、早く餌が欲しいという気持ちを示しています。
そのサインを目にしたからと言って、慌てずに、あらかじめ決めた時間に与えるようにしてください。
インコがくちばしを止まり木などにこすりつけるのは、爪と同じように長く伸びすぎないように削っているためです。実際に飼育している人の話によりますと、この行動によって止まり木を少しずつ一刀両断にしてしまった個体がいるそうです。
まとめ
くちばしを使った行動にいろんなメッセージが隠されていることが分かりましたね。
発情のサインならば、吐き戻したり、態勢を低くしたりなど他の行動も一緒に見られます。
ふだんからコザクラインコと接する時間を持つようにして、小さな変化に気付けるようにしていきましょう。
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